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【ミャンマーでの活動】

 

ミャンマーは中国の2倍以上に当たるハンセン病年間新規患者数約3000名を抱える国です。

ハンセン病回復者の多くは、差別や偏見のため都市部から離れた場所に集住しており、障害の重い回復者の中には物乞いにより生計を立てている方も多くいらっしゃいます。国からの金銭的な支援はほとんどなく、インフラや経済状況などは中国に比べると整備が遅れています。

フィールドワーク
 
ミャンマーでの活動はまだまだ始まったばかりです。私たちは2011年8月、笹川記念保健協力財団とミャンマー保健省のご協力を頂き、同国中部マンダレー管区のナンダミャー村で初めて調査を行いました。そして現在まで5つの村の現状調査を行い、活動開始に向けた準備を進めてきました。


 

今後の活動


近年の民主化以降、以前に比べるとミャンマーのハンセン病コロニーへの立ち入りは容易になってきています。しかしながら今現在、支援活動をしている日本の学生団体はありません。私たちは、ミャンマーでハンセン病による不利益を少しでも減らしていけるよう、パイオニアとして新たな活動を切り開きたいと思っています。現在、第1回ワークキャンプの開催に向け現地との調整を行っていますが、政府や他のNGOとの協力など活動のプロセスは中国の場合と大きく異なります。しかし、常に自分たちの頭で考える必要がある分、ゼロから活動を創造していく面白さ・楽しさが、ミャンマーの活動にはあると思います。

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