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Qiaoとは?

 

「人と人との懸け橋~あなたがそこにいるから~」という理念のもと2006年4月に誕生した、WAVOC(早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター)公認のハンセン病問題支援学生NGO団体です。QIAOとは中国語で「橋」を意味する言葉です。ハンセン病問題は外見に症状が出るという特色ゆえに国から隔離政策が採られ、周囲の人々、友人、そして家族からもつながり絶たれてしまったという歴史があります。人と人とのつながりが奪われてしまった問題だからこそ、この団体は「人と人とをつなぐ架け橋」になろう。そういった思いから「橋(QIAO)」という名前が付けられました。
 現在は早稲田大学、立教大学、中央大学、首都大学東京などを含む60名近い大学生が中国の5つのハンセン病療養村や国内の療養所の訪問などを軸に活動しています。それだけに留まらず中国内での新たなキャンプ地の開拓、活動範囲をミャンマーにまで広げようという新たな動きも次々に起きています。

 

 

 

 

Qiaoの歩み

 

 QIAOの起源は早稲田大学で2003年度より始まった「ハンセン病講座」に遡ります。当時、WAVOC客員講師であった西尾雄志先生が、学生有志数人に対して行った授業がのちのQIAOの起源となります。現在、QIAOの活動の中心である中国ワークキャンプが始まったのは2004年2月から。WAVOC提供授業の一環として、学生有志によるトンチャオ村というハンセン病療養村でのワークキャンプがこの時に始まりました。その後、トンチャオ村でのワークキャンプに参加した学生を中心に、授業期間外もワークキャンプが続けられ、2005年8月には新たに2つの村でワークキャンプを開始しました。2006年3月、西尾先生がWAVOC客員講師を退官したことに伴い、「ハンセン病講座」も終わりを迎えましたが、残された学生有志はワークキャンプ、ハンセン病問題に取り組み続け2006年4月21日、活動をさらに発展させていくために「学生NGO橋-QIAO-」を発足させました。

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